管理コンソールの使用

管理コンソールは、管理者がネットワークの状態を一元的に表示、管理できる Web サイトです。管理者はまずウェブルートアカウントを作成します。このアカウントを使用して、ポータルのすべての機能にアクセスできます。詳細については、「 アカウントの作成」を参照してください。

必要に応じて、管理者は完全なアクセス権または制限されたアクセス権をもつ追加のユーザーを作成できます。詳細については、「ポータルユーザーの管理」を参照してください。

このトピックでは、次の手順と情報を紹介します。

管理コンソールを使用するには

  1. SecureAnywhere 管理コンソールにログインします。
  2. [ログイン] パネルで、アカウント作成時に指定した電子メールアドレスとパスワードを入力し、[ログイン] ボタンをクリックします。

    注意: 光通信のユーザーは、[電話番号] タブをクリックすると、電話番号とパスワードを使ってログインできます。[電話番号] タブはすべてのユーザーに表示されますが、光通信ユーザー以外は電子メールアドレスとパスワードでログインしてください。

  1. [認証コード] ページ (2FA の場合) または [ログオン確認] ページで、要求されたセキュリティコードの文字またはモバイル認証用アプリのコードを入力し、[ログイン] をクリックします。

    注意: 個人用セキュリティコードは、ウェブルートアカウントの作成時に定義したものです。エンドポイントプロテクションは、ログイン時に毎回この追加のセキュリティ手順を要求し、セキュリティコードのランダムな 2 文字またはモバイル認証用アプリのコードの入力を促します。たとえば、コードが 123456 で、4 番目と 6 番目の文字を入力するよう求められた場合は、「4」と「6」を入力します。

    SecureAnywhere Web サイトが開き、ネットワーク内で保護されているエンドポイントの総数、脅威のあるエンドポイント、過去 24 時間以内に脅威が検出されたエンドポイントが表示されます。

  1. [エンドポイントプロテクション] パネルで、[ エンドポイントプロテクションに進む] ボタンをクリックして管理ポータルを開くか、感染したエンドポイントがある場合は感染したエンドポイントのリンクをクリックして管理ポータルを開き、脅威に関する情報のパネルに直接進みます。

    管理ポータルが表示されます。[状態] パネルには、脅威に関する警告、エンドポイントのアクティビティ、データのグラフがあります。

  1. 上部に表示されるタブをクリックし、設定やその他の操作を行うことができます。

エンドポイントプロテクションの主要なタブ

このセクションでは、タブ、メニュー、パネル、表、検索機能、エクスポート機能など、管理ポータルの各エリアについて説明します。

次の表で、エンドポイントプロテクションのタブについて説明します。

タブ 説明
サイトに戻る 管理コンソールに戻ります。詳細については、「管理コンソールへのアクセス」を参照してください。
ホーム メインのコンソールに戻ります。コンソールでは、セキュリティ意識向上のためのトレーニング、カスタマーサポート、ウェブルートコミュニティなどのその他の機能を選択できます。

状態

次の情報が表示されるダッシュボードです。

  • エンドポイントで注意が必要な場合に警告を通知するパネル。脅威にさらされたエンドポイントの一覧を確認するには、通知をクリックします。
  • 過去 7 日以内に脅威にさらされたエンドポイントの数を示す棒グラフ。
  • エンドポイントにインストールされている SecureAnywhere のバージョンを示す円グラフ。
  • 選択した期間に基づき、管理ポータルに報告しているエンドポイントの数を示す、エンドポイントアクティビティパネル。最近状態を報告していないエンドポイントがある場合は、[未確認] の横にある [表示] リンクをクリックして、どのエンドポイントが状態を報告していないかを確認できます。
  • 最新の脅威が存在するエンドポイントを示すパネル。行をクリックすると詳細情報が表示され、必要に応じてオーバーライドを追加できます。
  • ウェブルートの脅威ブログ、ガイド、ビデオ、リリースノート、その他ニュースへのリンクをまとめたパネル。前述の例には示されていません。詳細については、「製品情報へのアクセス」を参照してください。

ポリシー

ポリシーはエンドポイントにおける SecureAnywhere の動作を定義します。たとえば、スキャンを実行するタイミングや、潜在的脅威のブロック方法などです。

グループの管理

グループを使用すると、エンドポイントを整理して管理を簡略化できます。グループやグループ内の各エンドポイントを表示できます。また、個々のエンドポイントを選択して、スキャン履歴を表示することもできます。

レポート

レポートには、エンドポイントに存在する脅威と未判定のソフトウェアと、実行中の SecureAnywhere のバージョンが表示されます。

警告

管理者の配信先リストに送信する、警告や状態に関するメッセージをカスタマイズできます。

オーバーライド

環境内で実行中のファイルを管理できます。ファイルをオーバーライドして、ファイルをブロックしないか、常に隔離するかを設定できます。

ログ

変更とコマンドの使用履歴を確認できます。

リソース

DWP クライアントのダウンロード、テンプレートとして使用する構成ファイル、オンラインヘルプなどの文書へのリンクを利用できます。

エンドポイントプロテクションのメニューを開く

ログイン ID の横にある下向き矢印をクリックすると、エンドポイントプロテクションのメニューが表示されます。メニューに表示されるオプションは、アクセス権限によって異なります。

次の表で、エンドポイントプロテクションのメニューのオプションについて説明します。

オプション 説明

アカウント設定

パスワードなどの情報を含む、アカウント設定を編集できます。

詳細については、「自分のアカウント設定の編集」を参照してください。

ユーザーの管理

他のユーザーに管理ポータルへのアクセス権を付与できます。

詳細については、「ポータルユーザーの管理」を参照してください。

キーコードの管理

現在のエンドポイントプロテクションのライセンスキーコードを表示し、追加のキーコードを購入した場合はポータルに追加することができます。

詳細については、「アカウントへのキーコードの追加」を参照してください。

ダウンロード

SecureAnywhere のインストーラーファイルをダウンロードし、配備オプションに関する詳細を確認できます。

ヘルプ

オンラインの WSA Business エンドポイントプロテクションユーザーガイドを開きます。

サポート

対話型のナレッジベースが開き、製品情報を検索できます。

ログアウト

管理ポータルを終了します。

パネルの展開と折りたたみ

データのグラフを大きく表示する場合は、一番左と一番右の 折りたたむボタンをクリックします。

中央のパネルにある棒グラフは固定です。折りたたんだり、表示するグラフのタイプを変更したりできません。

パネルを再び開くには、もう一度折りたたむボタンをクリックします。

スプレッドシートへのデータのエクスポート

スプレッドシートのアイコンが表示されている場合は、このアイコンをクリックすると表示されているデータをスプレッドシートにエクスポートできます。

ビデオチュートリアルを開く

テレビのアイコンが表示されている場合は、このアイコンをクリックするとパネルに関連する手順を説明するビデオを見ることができます。

ヘルプファイルを開く

疑問符のアイコンが表示されている場合は、このアイコンをクリックすると現在のパネルに関するヘルプが開きます。