コンソールユーザーの権限設定

エンドポイントプロテクションの管理者権限を持っている場合、他の管理ポータルのユーザーについて、次のような権限を編集することができます。

ポータルユーザーの権限を設定するには

  1. ログイン ID の横にある下向き矢印をクリックし、[ユーザーの管理] を選択します。

  1. 編集する必要のあるユーザーの行を探し、そのユーザーの編集アイコンをクリックします。

    編集アイコンは右端に表示されています。

    [ユーザーの詳細] パネルが表示されます。

  1. [アクセスおよび権限] タブをクリックして、エンドポイントプロテクションの各種機能とそれらに関連するアクセス権限の一覧を表示します。

  2. このユーザーにアクセス権限を割り当てます。次の表で各権限について説明します。

    オプション 説明

    グループ

    • 作成・編集 - エンドポイントのグループを定義および修正します。
    • エンドポイントの非アクティブ化 / 再アクティブ化 - 管理ポータルからエンドポイントを非アクティブ化および再アクティブ化します。詳細については、「 エンドポイントの非アクティブ化」を参照してください。
    • グループへのエンドポイントの割り当て - ポータルユーザーが、あるグループの 1 つ以上のエンドポイントを別のグループに移動できるようにします。

    詳細については、「エンドポイントをグループに整理」を参照してください。

    ポリシー

    • 作成・編集 — ポリシーの定義、削除、名前変更、コピー、エクスポートを行います。
    • エンドポイントへのポリシーの割り当て - ポリシーをエンドポイントまたはエンドポイントのグループに関連付けます。

    詳細については、「ポリシーの導入」を参照してください。

    オーバーライド

    • MD5 - ファイルの MD5 値を入力して、ファイル検出方法をオーバーライドします。MD5 (メッセージダイジェストアルゴリズム 5) とは、指紋のように動作してファイルを一意に識別する暗号学的ハッシュ関数です。
    • 判定の範囲 - 次のような設定に基づいてオーバーライドを指定します。
      • 正当 - 指定した MD5 値を含むファイルを許可します。
      • 不正 - 指定した MD5 値を含むファイルをブロックします。スキャン中に該当するファイルが検出された場合、フラグが付けられ、SecureAnywhere ユーザーによる対応が求められます。
      • 正当 & 不正 - [正当] または [不正] のいずれかを許可します。

    詳細については、「オーバーライドの導入」を参照してください。

    コマンド

    • なし - このユーザーがエンドポイントにコマンドを送信することを許可しません。
    • シンプル - エージェントコマンドとデータ消去コマンドにアクセスし、選択したエンドポイントのコマンドを表示できます。
    • 高度 - エージェント、データ消去、キーコード、電源 & ユーザーアクセス、マルウェア対策ツール、ファイル & プロセスの各コマンドにアクセスし、選択したエンドポイントのコマンドを表示できます。
    • エキスパート - エキスパート上級オプションを含むすべてのコマンドへのアクセスが可能です。

    詳細については、「エンドポイントへのコマンドの発行」を参照してください。

    警告

    作成・編集 - エンドポイントのアクティビティに対する警告の即時発行やスケジュールを設定できます。

    詳細については、「警告の導入」を参照してください。

  1. 完了したら、[アクセスおよび権限を保存] ボタンをクリックします。